Nature Well-Being

肉、健康、環境 | 肉のサステナビリティへ

人類は生き残るために肉を食べ始め、

現在は多くの人が肉料理を楽しんでいる。

しかし、肉の生産や消費環境が健康や環境に多大な被害を及ぼしてもいる。

肉をこれからも健康的に、環境にも優しい持続可能な方法で楽しむためにはどうしたら良いだろう。

そのためにはまず現代の食肉消費・生産に関しての理解が必要だ。

科学トピックをわかりやすく解説してくれるアニメーションスタジオ、KURZGESAGTの動画から、詳しくみていこう。

肉と健康

日本語字幕あり

人類は「火」を発明して以来、肉をたくさん食べるようになった。

肉類を摂取し始めたのは単純に栄養素として必要だったからだ。

しかし動画によると、ここ数年で心疾患や特定の癌など、肉と健康リスクの関係が指摘されている。

肉だけでは摂取できない栄養素がある

肉からは栄養素の大半が補給できるが、唯一肉で不足する栄養素がビタミンCと言われる。

ほぼ全ての植物に含まれ、免疫力の強化に役立つビタミンCだが、肉からでは摂取することが難しい。

加工肉はさらにリスクを上げる

加工肉は保存処理や薫製、発酵などの際に化学物質が添加される。

「美味しくする」ための加工だが、化学物質による加工によって癌を発生させるリスク増加が高まっている。

他の疾患リスクとして、糖尿病、脳卒中、冠動脈疾患も挙げられている。

一番健康に良いであろう魚。しかし...

日本語字幕あり

「マイクロプラスチック」をご存知だろうか。

マイクロプラスチックは 5mm以下のプラスチック片で、化粧品や歯磨きなど様々なプロダクトに使われている。

プラスチックに添加されている化学物質に健康リスクがあるとわかると、次第に注目されるようになった。

マイクロプラスチックは食物連鎖に影響し、人類にも影響を及ぼす可能性がある。

動物性プランクトンがマイクロプラスチックを食べる。

そして小魚がマイクロプラスチックを食した動物性プランクトンを食べ、他の魚が、その小魚を食べ...

巡り巡って人間の食卓に登ることになる。

環境負荷、そしてモラル

日本語字幕あり

肉を作る為の環境負荷

肉の製造のために、地球環境に大きな負荷を与えている。

多くの家畜を育てるために、沢山の餌を用意しなくてはならない。

動画によれば、家畜の為の牧草地、トウモロコシ、大豆のような作物を育てる土地は、地球上の農地の83%、地球の面積の26%を占めているという。

また、世界の淡水の27%が肉や酪農製品のために使われている。

また、温室効果ガスの15%は食肉産業によって排出されている。

動物に対する扱い

食肉生産のプロセスは、可能な限り効率的に設計されて、多くの動物が殺される。

人類は食肉生産のために年間約740億の家畜を殺している。

そもそも、「家畜」自体、人間がいなければ存在しなかっただろう。

家畜動物は工場に押し込まれ、効率的な産業システムのもとで育てられる。

雌豚はほとんど身動きが取れないような狭い場所で育てられ、自分が食肉となるまでその中で子豚を次々と出産する。

牛も狭いスペースの中で肥大を促される。

密集した状態で飼育しても病死しないようにするため、大量の抗生物質が餌の中に入れられる。

鳥も他の鳥とぎゅうぎゅうずめにされながら飼育される。

雄の鶏は肉生産にも適さず、卵も産めないので、出生後数分以内に、処分される。

目に見えないところで多くの苦しみを人類は生み出しているのだ。

肉とどのように向き合うべきか

肉を食べることは悪なのか?そんなことは決してない。

肉はとても美味しい。BBQや肉の入った様々な料理を通じて私たちを満足させてくれる。

そして肉を食べないからといってその人が善人というわけでもないし、肉を食べたから悪人になるわけでもない。

ただ、化学物質を入れすぎたり、食肉の生産過程において持続可能性が低い方法を取っていたり、現在肉を楽しむためのシステムは、考えるべきポイントが沢山ある。

将来も肉を健康的に、環境や動物に優しく、持続可能な形で楽しむためには、何かしらの変化が必要だ。

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