メソッドで呼び出し元、呼び出し先という言葉がよく使われるが、あまり慣れず混乱するので、整理。
呼び出し元(Caller)と呼び出し先(Callee)
下記の例を見てみる。
public class Main{
// メインメソッド
public static void main(String[] args){
hello();
}
// helloメソッド
public static void hello(){
System.out.println("Hello World!");
}
}
ここでは、mainメソッドがhelloメソッドを呼び出している。
つまり、
- 呼び出し元:mainメソッド
- 呼び出し先:helloメソッド
となる。
仮引数(parameter)と実引数(argument)
この呼び出し元、呼び出し先に関係のある概念として、仮引数と実引数がある。
例えば先程の例に、引数を付け足す。
public class Main {
public static void main(String[] args) {
//実際に使用される引数は実引数
String hello = hello("こんにちは");
System.out.println(hello);
}
//メソッドの定義時に使用される引数は仮引数
public static String hello (String greeting) {
String hello = greeting;
return hello;
}
}
ここでいうと
- 仮引数(Parameter) : 呼び出し先のhelloメソッドの定義で使われている「String greeting」
- 実引数(Argument):呼び出し元のmainメソッドで、helloメソッド呼び出しの際に実際に使用される 「こんにちは」
ということになる。
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