松之山
松之山は新潟県の東頸城郡に位置していた町であったが、2005年に合併し、十日町市となった。日本有数の豪雪地帯として知られており、毎年3m - 4mほどの積雪となる。日本三代薬湯の一つである松之山温泉があり、多くの観光客が訪れ、松之山温泉スキー場、大厳寺高原、美人林、「森の学校」キョロロなどアウトドアを楽しんだり、自然を学べる施設なども存在する。婿投げ・墨塗りも松之山地域で行われている小正月行事として有名で、越後の奇祭とも呼ばれている。十日町市の一部である松之山地域も例外なく3年に1度開かれる「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」の開催地域の一つであり、布川地区にあるクリスチャン・ボルタンスキー作「最後の教室」や、黒倉地区にある藤堂作「パレス黒倉」など、様々な作品が配置されている。これまで「SNOWNOTES」では、松之山地域における豪雪地帯や雪国での暮らしの様子や、地域おこし協力隊の活動の中で携わった、稲作や大地の芸術祭の様子などを中心に取り上げている。