スキー板の選び方 | フリースキーやフリーライドにあったスキー板の選び方

フリースキーやフリーライドスキーをこれから始めたいという時、様々なスキー板がある中選び抜くのはなかなか大変だ。

パーク、パウダー、オールマウンテンなど、それぞれのスキーシーンによって、より良い特徴があるので、選び方をまとめてみた。


これから買う板で、何をやりたいのかを知る

まずは自分がどんなスキーをしたいのかを明確にする。

大体下記のようなシーンに大別できる。

  • パーク:パークのアイテムに入る、キッカーで飛ぶなど
  • オールマウンテン:パウダーに入ることもあれば、整地されたエリアも入るし、一本で色んな場所を遊ぶ
  • パウダー:パウダーを専用に使う


チェックするべき特徴

上記で紹介した3種のスキー板は、以下4点の特徴で異なる。

  1. 板の長さ
  2. 板の柔らかさ(フレックス)
  3. 板の太さ
  4. 板の形状


1. 板の長さ

  • 板が短いと?:ターンがしやすかったり、飛んで回しやすくなるメリットがある。しかし着地の際など、不安定になるデメリットがある。
  • 板が長いと?:着地が安定したり、スピードが出やすくなるメリットがあるが、ターンしにくかったりなど、機動性にかけるデメリットがある。

大体長さの平均というと、顎または頭のトップまでの間の長さが平均となる。ここからさらに短くするか、長くするかを選択することになるだろう。スキー初心者であれば、この平均の長さを選択するのがベストだ。

また、体重も板の長さ選びに関係する。体重が平均身長より軽ければ、短いスキーを選ぶと良いし、平均身長より重ければ、長いスキーを選ぶと良い。


2. 板の柔らかさ(フレックス)

柔らかさによって、スキーのパフォーマンスは変わってくる。フレックスは、板を押してみて、どれだけ板がたわむか、柔らかいかを感じてみると良い。

  • 柔らかいと、スキーヤーにとっては、ターンがしやすい。その分、柔らかすぎると、安定性を失う。
  • 硬いと、ボコボコの斜面でも安定して滑れ、スピードもコントロールしやすいが、その分ターンは難しくなる。


3. 板の太さ

滑りたい場所の条件によって、使うべき板は変わってくる。

  • 細い板:整地された場所でターンを楽しみたいという場合は、細い板を使えば、エッジが入りやすく、曲がりやすい。板が太すぎると、ターンが難しい場合がある。
  • 太い板:パウダーを楽しみたい場合は、太い板を使うと浮遊感が出て滑りやすい。幅が狭いと埋もれてしまい、滑るのが難しくなる場合もある。


4. 板の形状

板の形状は主に2種類。キャンバーとロッカーがある。

  • キャンバースキーは、踏んだときに、雪面にべったり滑走面がくっつくため、しっかりエッジが入りやすい。
  • ロッカースキーは、滑走面と雪面の接してる部分が小さい分、エッジの引っ掛かりが少なく、操作がしやすい。

またロッカーとキャンバーをミックスして、いいとこ取りする形も出てきている。

では次に、シーン別に、どんな板が良いかをみていく。


パークスキーの選び方


パークで使うスキー板の選び方

  • 長さ:平均か、短め(好み)
  • 柔らかさ(フレックス):普通
  • 太さ:85 - 105mm
  • 形状:ハイブリッドロッカー (Rocker / Camber / Rocker)

参照:How to choose a park ski setup


アイテムやグラトリ中心なら板は柔らかめ

板は柔らかめが良い。柔らかければ、たわみを利用してグラトリでも、様々な柔軟な動きを表現することが可能になる。そして形状はロッカーがオススメ。動きに柔軟性が出るし、思わぬところでエッジが引っかからなくなる。

しかし、ジャンプなどした時、着地が少し不安定になる傾向があるのがデメリット。

板の太さは、非圧雪地帯などを滑るフリーライド・パウダー用のスキーと比べて、細めのものが多い。

レールやボックスなどを主に攻めて、スタイリッシュに決めたい、という人は柔らかい板でロッカーがオススメ。


板のフレックスを利用したスキーシーンの一例。主にジブを攻めたい人には柔らかい板はオススメ。


ジャンプを中心に楽しむなら板は硬め

硬い板がオススメ。硬ければ、ジャンプなどで、安定した着地が見込めたり、スピードが出やすくなる。

また、形状はキャンバーがオススメ。大きいジャンプ台でガンガン飛びたい人にとっては、硬い板でキャンバーがおすすめとなる。

こちらも板の太さは、非圧雪地帯などを滑るフリーライド・パウダー用のスキーと比べて、細めのものが多い。


硬い板は、大きなジャンプを楽しみたい人向き。

ただ大抵は、ジャンプも、ジブもどっちもバランスよく楽しみたいという人がほとんどだと思うので、基本的には柔らかさも形状も間をとることになる。

パークにはいる場合のスキー板は、通常ツインチップという、両端がそり上がった板を使う。後ろ向きで滑って技をかけたり、着地するのを可能にするためだ。


ビンディングの位置

どちらの方向でも滑りやすくするため、ビンディングの設置位置も、センターに付けられることが多い。

これに比べて、一般的なスキーは、ターンをしやすくするため、センターより10 - 15cm後ろに付けられることが多い。


オールマウンテンスキーの選び方

オールマウンテンスキーは、整地されたエリアでも、ちょっとしたパウダーでも、湿っぽい雪でも、これ一本あればどんなコンディションでも対応可能、というジャンルだ。

とても幅広い分、種類もとても分かれるので、選び方はそれこそ好みだろう。

しかし、幅の目安としては、90 - 110mmの間だと考えると、一応カテゴリーとしてはわかりやすいかもしれない。

しっかり整地で曲がれるよう太すぎず、尚且つパウダーにも対応できる太さの板と言える。


パウダースキー・ファットスキーの選び方

こんな深い雪を、極太の板で攻めれば最高。


深いパウダーの日で使うスキー板の選び方

  • 長さ:平均か長め
  • 柔らかさ(フレックス):-
  • 太さ:115mm~
  • 形状:ロッカー

参照:How to Choose a Powder Ski


長めで、太めのロッカーの板がベター

深いパウダースノーを滑るには、細い板だと埋もれてしまいうまく滑れない。

なるべく浮遊感が出るように、太い板で、そして接地面も少ないロッカー形状の板を選ぶのがベター。

おすすめのスキー板のブランドは?

下記におすすめブランドをまとめた。


フリースタイル、フリーライドに特化したスキー板のおすすめブランド7選

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ビンディングの選び方

スキー板を買うときに考える必要があるのがビンディングの選び方。

ビンディングの選び方については下記の記事に書いた。



まとめ

  1. 自分はどんなスキーがしたいのかを知る
  2. 板の長さ、板の柔らかさ(フレックス)、板の太さ、板の形状の四点を中心に自分に合った板を考える

あくまで上記は、例で合って、やはりここも人によって好みは異なる。

ただ最初何を選んで良いか途方に暮れているのであれば、上記の目安を参考にすると、良いのではと思う。


下記にフリースキーのまとめ記事を書いた。


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