黒倉集落

黒倉集落は旧松之山町、現十日町市の集落の一つ。中心市街地から車で40分ほどかかる中山間地にあり、ここでは23世帯(2022年時点)の住民が暮らす。この旧松之山町は2005年4月1日に十日町市、東頸城郡松代町、中魚沼郡川西町・中里村と合併し新設の十日町市となったために消滅した。この旧松之山町の中に黒倉集落がある。黒倉集落を含む松之山は世界有数の豪雪地帯として知られ、ハイシーズンには4mほどの雪がつもる。黒倉集落には地域活動団体「縄文ノ輪黒倉」が毎年11月に新そば祭りを開いたり、商品開発を行い、地域活性化のための活動をしている。2022年度には3年に1度開かれる「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」において、黒倉集落に藤堂作の「パレス黒倉」が公開。作家と地域住民との共創や、開催期間中の地域住民との受付当番を通じて、外からの来場者と地域住民との交流も増えた。「SNOWNOTES」では地域おこし協力隊の活動に携わる中で、稲作や大地の芸術祭の活動、雪国・集落の暮らしなどについて取り上げている。