催芽作業が終わると、種籾を乾かして、播種作業に移行することになる。催芽作業については下記に詳しく書いた。
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種籾の催芽:種籾の芽出し作業の役割や手順を整理する
稲作の準備で浸種(しんしゅ)が終わると次は種籾の催芽作業が始まる。種籾の芽出し作業の役割や手順について見ていく。
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黒倉生産組合では車庫の中で陰干しを行い、随時乾燥具合を見ながら袋をひっくり返したりしていく。
この乾燥具合だけはやはり天気や温度によって変化していくので、乾燥具合に合わせて、なるべく日陰の場所に置いたり、上にむしろを被せたりして、調整していく。また、表面だけ乾いて、中がまだびしょびしょという場合もあるので、随時袋の中の種籾を混ぜながら様子を見ていく。
乾燥具合も、からからに乾燥させるよりは握って少しぐらい粒がつくぐらい湿っている方が良いそうだ。
こうして乾燥させた後、播種作業に移る。
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水稲播種:育苗箱を用意し、播種機を使って播種を行う
種籾の浸種や催芽作業が終わると、次は播種機を使った播種(はしゅ)作業が始まる。水稲播種の方法について整理していく。
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稲作作業の全体の流れはこちら。
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稲作の手順 :お米作りの一年の流れを整理する
日本の食には欠かせないお米。稲作は日本古来から行なわれ、稲作から日本の文化も多く生まれた。ここではお米づくりの一年の流れと稲作の手順を紹介する。
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